活動内容

GENIはインターネットの代わりとして意図されているものではありません。GENIはネットワークサイエンス・エンジニアリングのさまざまなアイディアを練り上げてゆくものです。具体的な成果を出さなければならないという制約はありません。GENI研究は自由に進められますから、研究のインフラストラクチャとして既存のインターネット、既存の理論および成果あるいはこれらの組み合わせ、新しい実験(小規模から大規模まで)、上記のすべての組み合わせ、さらには国際研究などあらゆる資源が活用されます。

GENIは以下の活動を展開します。

  • 共有化された、ヘテロジニアスな環境で、高度に装置化されたインフラストラクチャ上に大規模な実証実験環境を構築する
  • ネットワーク全体を高度にプログラム可能とすることにより、ネットワークサイエンス、セキュリティ、技術、サービス、そしてアプリケーションの革新を促進する
  • コラボラティブな開発環境を用意することで、学界、産業界、そして公共機関が画期的な発見と革新を生みだすことを支援する。

NSFおよび提携研究機関は数年前から研究インフラストラクチャとして何が必要かの調査を開始し、GENIの設計を始めています。重要研究エリアには研究グループも作られました。そしてGENI Planning Groupというボランティア・グループがGENIのこれからのスターティング・ポイントとなるコンセプトと研究プランを策定しています。

現在のGENIはプロトタイプ作成および設計の段階にあります。プロトタイプ作成と実験は研究機関と企業のチームが担当します。GENI Project Office (GPO)は2007年12月に最初のプロトタイプ募集を行い、2008年4月に審査および選定作業を終えました。GPOからの開発とプロトタイプ(D&P)の募集に応募があった74チームの中からピア・レビューにより選ばれたテーマをGPOのシステム工学チームがさらに徹底的に検討して(多くの場合)修正を加えました。そういう中で29の研究機関/企業が合同でGENI Spiral 1を立ち上げる予定です。プロジェクト管理と詳細なシステム設計はGPOが行います。GPIではまもなく次回の公募を予定しています。

GPO はNetSE実験のベスト・サポートとなるインフラストラクチャを決定し、このインフラストラクチャの主要技術的リスクを究明します。GPOは把握したリスクに基づいて計画立案およびプロトタイプ作成の作業に取りかかります。スパイラル方式の開発により作成されたプロトタイプは研究テーマの深化と「ともに発展」し、実験のインフラストラクチャが構築されてゆき、技術的リスクの軽減、各種実験施設の進化などがもたらされます。その第1段階である GENI Spiral 1 は現在、寄付や支援を受けて形ができてきている所です。初期型の制御フレームワークにより各種技術をエンド・ツー・エンドで活用するものになります。

GPOは各種文書を発表してコミュニティの審査を受け付ける予定です。その1つはMREFC*2(Setting Priorities for Large Research Facility Projects Supported by the National Science Foundation)プロセス用でこれはプロジェクト管理と実施計画を対象とします。もう1つはWorking Group DocumentsでGPO Program Documentsの一部を構成する作業案が対象です。これらについてはワーキンググループ内で支援者を募って設計プロセスの水準を高めます。3番目はGeneral Documentsで、これはGPOのポリシーと会議の議題が対象です。

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