The Network of the Futureとは

The Network of the Futureは、将来のネットワークに関する有望な研究テーマに対して2007年よりファンディングを開始しました。The Network of the Futureのファンディングの特徴は、公募段階では将来のネットワークの全体像を特定せず研究領域に重点分野を設定していない点と、産業界から多くの企業が参加し、高速無線通信などについて、基礎研究だけでなく応用・商用化に近い研究テーマも含んでいる点です。

The Network of the Futureは、次の3つをターゲットとして掲げています。

  1. ユビキタス・ネットワーク基盤とアーキテクチャ
  2. 未来のネットワーク基盤向けに最適化された制御、管理、柔軟性
  3. 未来のインターネットのための要素技術とシステム・アーキテクチャ

The Network of the Futureの全46テーマ(2008年現在)のうち、高速無線通信に関する研究が25テーマ(全体の54%)ともっとも多いことに対し、光伝送に関する研究はわずか6テーマ(全体の13%)です。The Network of the Futureは有線・無線両分野の研究を目的としていましたが、実際には、有線に比べて無線のテーマの比重が非常に高いことから、無線通信研究を重視している点が欧州における将来のネットワーク研究の特徴であるといえます。